衛生管理者など、労働安全衛生法関係の免許取得後、紛失・損傷したらどうすればいいでしょうか。
国家資格なので厚生労働省の定める方法によって免許証再交付が可能です。
再発行の方法を解説します。
- 衛生管理者(第一種 第二種)免許
- クレーン・デリック運転士免許
- 移動式クレーン運転士免許
- 揚貨装置運転士免許
- 高圧室内作業主任者免許
- 発破技士免許
- ガス溶接作業主任者免許
- ボイラー整備士免許
- 衛生工学衛生管理者免許
- 林業架線作業主任者免許
- エックス線作業主任者免許
- ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許
- 潜水士免許
- 特定第一種圧力容器取扱作業主任者免許
- 特級ボイラー技士免許
- 一級ボイラー技士免許
- 二級ボイラー技士免許
- 特別ボイラー溶接士免許
- 普通ボイラー溶接士免許
免許を紛失・損傷!再発行申請書のダウンロード・記入例
労働安全衛生法関係の免許を紛失した場合、「免許証再交付申請書」を提出することで再発行できます。
「免許証再交付申請書」は免許発行の時に書いた「免許申請書」と同一です。
書き方・郵送場所も免許申請の時と一緒です。
2点をダウンロード・印刷しましょう。
申請書の記入例とチェックリスト(切手料金の情報が古いです。現在は343円です。)
PDFをコンビニで印刷する方法は下記の記事で解説しています。
免許を紛失・損傷!再発行の手順
免許再発行の方法を、手順を追って説明します。
必要なもの
- 申請書・所持免許申告欄を印刷
- 証明写真
- 収入印紙1500円
- 封筒(送付用・返信用)
- 切手434円(送付用・返信用)
- 免許証減失事由書
- 労働安全衛生法関係の免許証
- 本人確認証明書
- 東京労働局へ郵送
①免許証再交付申請書・所持免許申告欄
厚生労働省の免許申請書ページからPDFをダウンロードできます。
所持免許申告は、労働安全衛生法関係の免許証を持っている場合のみ必要です。
②証明写真
24mm×30mm(脱帽)の証明写真を用意します。
写真裏面に氏名を記入します。
申請書に貼付します。
③収入印紙1500円
収入印紙が購入できる場所:郵便局、法務局、金券ショップ
場所によって購入できる:コンビニ、タバコ屋、酒屋
④封筒(送付用・返信用)
封筒は2枚必要です。
送付用、免許が送られてくる返信用(いわば返信用封筒)
返信用封筒の作り方は画像ご覧ください。
長形3号の封筒に、自分の住所氏名を記入しましょう。
氏名の最後は「行」と記入します。
裏面の記入は不要です。
画像では84円切手を貼ってますが、実際には434円切手の貼付が必要です。
(定型84円+簡易書留350円分)
⑤切手434円(送付用・返信用)
送付用434円(添付書類が多い場合は料金が変わります)
返信用434円
(定型84円+簡易書留350円分)
郵便局で買って貼付しましょう。
(切手料金は令和5年10月の郵便料金改定に基づく)
⑥免許証減失事由書
自筆の書類が必要です。
A4コピー用紙または便箋を用意し、手書きで記入しましょう。
免許減失事由書の記入例(最後のあて名は東京労働局にしてください)
⑦労働安全衛生法関係の免許証
持っている資格証の原本を郵送します。(持っている場合のみ)
資格内容は新しい資格証に統合され、古い資格証は破棄されます。
- 衛生管理者(第一種 第二種)免許
- クレーン・デリック運転士免許
- 移動式クレーン運転士免許
- 揚貨装置運転士免許
- 高圧室内作業主任者免許
- 発破技士免許
- ガス溶接作業主任者免許
- ボイラー整備士免許
- 衛生工学衛生管理者免許
- 林業架線作業主任者免許
- エックス線作業主任者免許
- ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許
- 潜水士免許
- 特定第一種圧力容器取扱作業主任者免許
- 特級ボイラー技士免許
- 一級ボイラー技士免許
- 二級ボイラー技士免許
- 特別ボイラー溶接士免許
- 普通ボイラー溶接士免許
⑧本人確認証明書
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 本籍地
が確認できるもの。
運転免許証・住民票など。
⑦の労働安全衛生法関係免許証を提出する場合には本人確認証明書は不要です。
⑨労働局へ郵送
提出は必ず簡易書留の郵送でしてください。
【郵送前に最終確認】
記入書類
・申請書(証明写真貼付)
・所持免許申告(あれば)
同封するもの
・切手を貼った返信用封筒
・免許証減失事由書
・所持免許証もしくは本人確認証明書
【提出先】
〒108-0014
東京都港区芝5丁目35番2号 安全衛生総合会館内
東京労働局 健康安全主務課
(もしくは最寄りの都道府県労働局)
まとめ
労働安全衛生法関係の免許取得後、紛失・損傷したら再発行が可能ですが、手続きは面倒くさいです。
記入書類
・申請書(証明写真貼付)
・所持免許申告(あれば)
同封するもの
・切手を貼った返信用封筒
・免許証減失事由書
・所持免許証もしくは本人確認証明書
よく確認して手続しましょう。
分からないことは最寄りの労働局へ連絡してください。
(出典)
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