衛生管理者の試験時間は「長い」ことで有名です。
衛生管理者の試験時間
2時間から3時間(種別による)
試験時間だけ見ると国家試験としては普通なのですが、なぜ「長い」と言われてしまうのでしょうか?
実際に試験を受けてきたのでレポートします!
長すぎる試験は集中力が続くか心配・・・
この記事を読んでイメトレしておこう!
衛生管理者の試験時間(第1種・第2種・特例・免除)
衛生管理者の試験時間と出題数は以下の通りです。
衛生管理者の試験時間と問題数
第1種 | 3時間 | 44問 |
第2種 | 3時間 | 30問 |
特例第1種 | 2時間 | 20問 |
第1種科目免除者 | 2時間15分 | 34問 |
第2種科目免除者 | 2時間15分 | 20問 |
続いて、実際に私が何時間で解けたかをお伝えします。
【当日レポ】衛生管理者の試験時間が長すぎて途中退出した話
第1種衛生管理者を受験した私は、全部の問題を1時間10分で解くことができました。
全問見直しし、1時間50分で退出しています。その時間に部屋の中に残っていた人は、約半数でした。
途中退出の様子は、こんな感じ
1時間 | 1番早く退出した人 |
1時間10分 | 私が解けた時間 |
1時間50分 | 退出した時間 |
44問を70分で解いたので、1問1~2分です。
たとえ1問に3分かけても、132分(2時間12分)で終わってしまいます。
「あんなにいっぱい勉強したのに」と思わずボヤきたくなるほど、拍子抜けする短さでした。
第2種・特例・科目免除も、同じようなものでしょう。
【体験談】衛生管理者の試験で途中退出する方法
衛生管理者の試験は最低1時間着席していれば退出が可能です。
退出方法の方法は開始1時間たってから説明されますが、覚えてきたのでここに記します。
途中退出する方法
- 試験官を呼ぶまで荷物は片づけない
- 着席したまま手を挙げるか、試験官を呼ぶ
(私は手を挙げても気づかれなかったので「終わりました」と呼びました。) - 試験官が問題と解答を回収する
- 身支度して退出
3時間のつもりでいたので、1時間で帰れるというのは良い情報でした。
トイレの心配もなく、お腹が空く前に帰れてよかったです。
「何度見直ししても足りない」とか「時間が余って眠くなった」とか思うくらいならササッと退出してしまうのがいいでしょう。
なぜこんなに試験時間が長いのか、続きで分析します。
衛生管理者の試験時間が長い理由5つ
衛生管理者の試験時間が「長い」と感じる理由5つを個人的に分析しました。
理由① 出題数が少ないから
理由② 暗記科目だから
理由③ マークシート式だから
理由④ 計算問題が少ない(無い)
理由⑤ 余裕をもって設定された時間だから
以下で詳しく説明します。
理由① 出題数が少ないから
衛生管理者の出題数は、ほかの国家資格試験と比べても多くないです。
勉強範囲が広いわりに、「こんなに少ない出題数でいいの?」と言いたくなるくらい少ないのです。
理由② 暗記科目だから
衛生管理者の試験問題は、「考える」というより「覚えたものを思い出す」感じです。
1問1問「うーんうーん」と唸って解くような出題ではありません。
「ハイハイ、これはこうだよね」とパッと思い出せれば時間は使いません。
理由③ マークシート式だから
衛生管理者の試験は記述式でなくマーク式です。
マークも楕円でなく線でサッと塗れる解答用紙になっています。
暗記したものを思い出したら、サッとマークするのに時間はかかりません。
理由④ 計算問題が少ない(無い)
衛生管理者の試験に、必ず計算問題が出るとは限りません。
私の時は計算問題は0問でした。
電卓のムダでしたね。
理由⑤ 余裕をもって設定された時間だから
衛生管理者の試験開始前、試験官から「時間はたっぷりあるので、慌てずに」と説明を受けました。
国家試験だから余裕を持っているのかもしれませんが、たっぷり過ぎました。
衛生管理者の試験でトイレ・水分補給は可能
衛生管理者の試験が長くてトイレや水分補給が心配になりますが、どちらも可能です。
まとめ:衛生管理者の試験は最短1時間で解ける
第1種衛生管理者の試験を実際に受けてきた情報をまとめます。
- 1~2時間あれば解ける
- 試験時間は長めに設定されている
- 1時間経過後に途中退出できる
「時間いっぱい考えてじっくり解こう」とするような試験ではありません。
でも、じっくり考えないと不安だよ!
長く考えたところで迷うばかりなら、当たりを付けてマークしてしまえばいいさ。
覚えたことをサッと思い出し、ササッとマークして、サササッと退出してしまいましょう。
たとえ落ちても、試験は毎月センターで実施してますから、再チャレンジしましょう。
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