第1種・第2種衛生管理者の受験には「事業者証明書」が必要です。
でも、これから資格試験を受けたい人の中には、証明書をもらいにくい、上司と仲が悪いという人もいるでしょう。
- 経験が少なく、証明にならない
- 経験になる職なのか分からない
- 上司がキツく、言い出しにくい
- 嫌われていて、書いてもらえない
自分で書けたらいいのに!
どうすれば実務経験を証明してもらえるか、検証するよ
衛生管理者の事業者証明書を書いてもらえない!自分で書いていい?対処法は?
第1種・第2種衛生管理者の受験に必要な「事業者証明書」。
会社の承認が必要なのでハードルが高く、「上司を通さず自分で書いてしまいたい」という欲求が生まれます。
証明を自分で書くことは可能なのでしょうか?
「事業者証明書」を自分で書いてはダメ
第1種・第2種衛生管理者の受験に必要な「事業者証明書」は自分で書いてもいいのでしょうか?
結論:絶対に自分で書いてはいけません。
令和3年10月1日以降、会社印が不要になった影響で、「自筆できるのでは」と思えるようになってしまいました。
しかし、会社(事業者)情報の記入部分は必ず会社の人に書いてもらいましょう。
事業者証明書を偽造したときのペナルティ
衛生管理者の事業者証明書を、上司に確認せず自分で書くとペナルティ(処罰)があります。
- 確認の電話が会社にいく
- 受験資格が剥奪される
- 私文書偽造で処罰される
衛生管理者は国家資格なので、機関はしっかり受験者をチェックしています。
調査の電話が会社に掛かったら、マズイことになります。
たとえ本当に総務の資格担当者が自分でも、「担当」欄には上司を書かないといけません。
処罰を受けないよう、偽造することではなく上司を説得することを考えよう
事業者証明書がもらえない場合の対処法5つ
事業者証明書を書いてもらえない場合の対処法を紹介します。
- 意気込みを告げて説得する
- より立場の強い人に、上司を説得してもらう
- 支店長ではなく本部に相談する
- 直属の部長でなく、総務、事務、人事に相談する
- 前職の会社にお願いする
会社2つ以上の勤務年数を合算しなければならないときは、2社の事業者証明が必要になります。
上司と仲が悪くても、違う人に頼めばいいのか。
大事なのは職歴を証明してもらうことなので、上司である必要は無いよ。
私は、あわや「書いてもらえない!」という危機に陥りましたが、その後無事に上司を説得できました。
その結果、受験費用を会社に出してもらって受験できました。
▼上司を説得したときの体験談です。
↑実務経験が無くても証明書をもらえたウラワザだね。
衛生管理者を会社に内緒で受験できる?
衛生管理者の資格試験を、会社に内緒で受験することはできるのでしょうか?
前述の通り、事業者証明書を「上司を通さず自分で書く」のは偽造に当たり、ペナルティが発生します。
事業者証明書の記入は、必ず上司や総務を通して。
まとめ
第1種・第2種衛生管理者の実務経験(受験資格)について分かったことをまとめます。
事業者証明書を書いてもらえない場合の対処法5つ
- 意気込みを告げて説得する
- より立場の強い人に、上司を説得してもらう
- 支店長ではなく本部に相談する
- 直属の部長でなく、総務、事務、人事に相談する
- 前職の会社にお願いする
申込の直前に上司とケンカしないようにしよう。
マジメに働いてれば、ほとんどの場合大丈夫!
- アルバイト・パート・派遣・公務員でも実務経験になる?
- 掃除・介護でも実務経験になる?
- どんな業務が実務経験になる?
- 事業者証明書を自分で書きたい
- 実務経験が無い!
- 事業者証明書の書き方が知りたい
- 受験申請書への貼り付け方が知りたい
- 受験資格(公式ホームページ)
-
外部リンク 安全衛生技術試験協会 受験資格 衛生管理者
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